フォト

バナーリンク

« 夏季大会 2回戦と3回戦 | トップページ | 夏季大会 3回戦 »

全国大会に向けて

『「高円宮賜杯第30回記念全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント」
全国約15,000チームから勝ち抜いてきた強豪チームが出場する本大会は、正に「小学生の甲子園」と呼ばれ夢の大会となっていて、平成21年より明治神宮野球場で開催される。』

財団法人全日本軟式野球連盟のサイトにある説明文の一部です。
先月までは、本当に夢の舞台でした。そしてその舞台に、子供たちはこれから現実に立とうとしています。そのための準備作業がスタートしましたが、実感はまだ湧いてきていません。

Rs6_100626_399dsc_4880

一方、続々と決まる他府県の代表チームのサイト等を見ていると、「小学生の甲子園」と呼ばれることの理由と言うか凄さを感じます。
私たちの地元東京は、チーム数も多く開催地と言うことで3チームが代表となりますが、他の府県では北海道を除き代表は1チームのみ。代表に決まれば、地元地域を挙げての応援とバックアップを受けるところが多いようです。それは、参加するための交通費・宿泊費の確保はもとより、道具を揃えたり、滞在中の練習場所の確保、ユニフォームや道具の手入れ、応援の手配等々、手間もお金も時間もかかることに対応をしていかなければいけない所は、高校野球の甲子園と出場と規模は違えど似たようなものだからなのでしょう。宿泊予定も、まさか初戦のみというわけにはいかず、決勝までを想定しなければならないでしょう。
やはり6年生にとっては、最初で最後の晴れの舞台。同じ野球をやっている多勢の子供たちの中で掴み取ったチャンスは、大切に活かしてあげたいと思うのが親心。それゆえ、代表チームとしての誇りを持って堂々と野球が出来るよう、チーム関係者・保護者は手間隙を惜しまず準備を進め、地域全体でのサポート・応援を受けられるよう東奔西走することを厭わないのでしょう。そのことへの感謝と敬意を持って、各代表チームの選手は大会に臨み、サポート・応援をしてくれた方々への恩返しとして勝利を目指すことになるのだと思います。

私たちは、地元故に宿泊費はかかりませんし、交通費やその他の様々なことは、他道府県のチームほど心配する必要がありません。そういった環境面で恵まれているとはいえ、チーム関係者・保護者、その他の関係する方々のサポートがなければ、試合に出れないということに変わりは無いはずです。
全国大会出場チームの実力は、今更言うまでもなくすべてが素晴らしいチームばかりでしょう。その中で試合を戦うことは、もちろん、勝利への強い思い、諦めない粘りも必要ですが、今まで以上に野球が出来ることへの感謝、サポート・応援をしてくれる方々への感謝・敬意の思いが強い選手・チームが活躍する場になるのではないかと、勝手に想像しています。そして、その感謝と敬意の念を常日頃から持っているほど、大舞台で強くなるのではないかと…

さて、レッドサンズの選手たちは、どこまでその思いを結実することが出来るでしょうか。

« 夏季大会 2回戦と3回戦 | トップページ | 夏季大会 3回戦 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ